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December 1, 2007 (Day 37)
 掲示板にも毎度気が抜けていると書いている今サイクルだけれど、本当に全く持って実感が湧かない。気づくとあっという間に12月になってしまった。去年の今頃は不妊のことなんて真剣に考えてもみなかったなあと思い出す。ましてやIVFも2回目なんて想像もつかなかったことだろう。うーん、人生はフレキシビリティだなと改めて痛感してみる。

 前にも書いたかもしれないけれど、今周期始まってからどうにも疲れやすく、眠気がひどい。色々とやることもあるし、Nashvilleまでドライブすることも多いのでぼんやりしたりうつらうつらする訳にもいかず、お茶を飲んだりガツンとRed Bullなんかを飲んだりしているのだけれど、これもぼちぼち止めなくては。夫が無理をしなくていいよと言ってくれるので家事は手を抜いているのだけれど(そもそも真剣にやった事などないのだけれど)、かといって手伝ってくれるわけでもないので犬と一緒に彼は家を散らかし放題だ。うーむ、微妙。

 金曜日と土曜日は次の日のお弁当のメニューを配慮したものを作らなくていいのでメニューを考えるのは楽だ。コリアン・メニューのチャジャ麺を作ったら、今まで私のコリアンメニューには今ひとつしっくり来なかったようなのだけれど、初めてコリアン・レストランより美味しいと言われて嬉しい。

December 02, 2007 (Day 38)
 寒い。いや、この程度で寒いといっていれば中西部に住んでいる人から怒られてしまうかもしれないけれど。

 日本の風呂のような温まり方を望むのは贅沢だとはいえ、やはり極力近づけたいと思うのは里心なのか。浴槽の上をacrossして雑誌などをおけるラックを置きたいものの、浴槽のデザイン上難しいので、補助台を作ろうと板を買ってきて一人図面を引き、簡単な日曜大工をする。うーん、のこぎりで木を切るなんて何年(何十年)ぶり?
 そこまでして快適なお風呂タイムにこだわる私。

 風呂と同時並行でフットケア。冬でもIVF期間中は検診などもあるせいか、素足が人目につく機会も多く、フットケアにも気が抜けない。
 アメリカに来てから気づいたのだけれど、ジムやスパに行けば年齢や季節を問わず、大抵の女性の足はきれいにケアされてペディキュアが施されているように思う。しかし実際には30過ぎてからは皺ひとつないスムーズな踵を維持するのは中々大変だ。20代の方が踵の細いサンダルなどを履いて酷使したはずなのに、少しこすってフットクリームを塗ればすぐ回復したのはやはり若さのせいか。ペディキュアは普段は淡いヌードカラーなのだけれど、ホリデーという事もあって思いきってメタリックな赤い色を塗ってみた。何だか見ているだけでちょっと気分が明るくなる。いいかも。

December 03, 2007 (Day 39)
 今日はEstradiol LevelのテストでNFCまで。今日は何だかやたらと混んでいる。ホリデー前の駆け込み組かしら、などと勝手に想像してみる。思ったより待ち時間も長かったので待合室でconcieve誌(そのまんまのタイトルですな)などをじっくり読んでいたら、Soyは男性機能に余りよくないとのこと。うーん、我が家はアジア人家庭ということもあって豆腐,味噌はよく食べるんだけどなあ。
 血液検査の担当者が新人だったらしく腕の血管を捜すのにやたらとぴたぴた叩いていやーな予感。案の定、針を刺してもすぐに見つからず、かなり痛い思いを・・・。普段軽くchatしている間にさっと終わらせてしまういつものナースはいいなあとふと感じてしまう。

 本日のE2レベルは560。高いのか低いのかよく分からないけれど、Laurenがいいといっていたので良しとしよう。今晩からEstraceは1日4錠になる。朝夜にそれぞれ2錠。土曜日からこれが更に1日8錠になるとのこと。Lupronは引き続き10unit、1週間後の検診まで打ち続けるそうだ。

 うーん、それにしても疲れっぽさはどうしたものか。



December 04, 2007 (Day 40)
 先週の金曜日はどうしても疲れっぽくてたまらず鍼に行くのをお休みしたのだけれど(往復2時間のドライブが追い討ちをかけたというか)今日も今日とてしっくり来ないで体が重い。Estraceの副作用に体が重く感じられるというのもあるのでそうなのかな?
 鍼のSteveはEstraceは強い薬だし、疲れているような感じの時は休むのが一番だと勧めてくれたけれど、休んで取れるならまだしも薬をとっている間はずるずると疲労感と共存ということなんだろうか。これからホリデーシーズンで忙しくなるのに厄介だなあ。

 ホリデーシーズンの何が厄介かといえば、ギフトにカード。お歳暮のように半ば義務的なのに、もらったらお年玉のように喜ばなければならないのがやっかいだ。お歳暮のようにハムだの洗剤だのといった紋切り型定番商品があるわけでもなく、極力その人にパーソナライズされたものが好ましく、ひそかに本人が欲しがっていてサプライズだったら猶良し、ってかなりの難題だ。当然当たり外れもあって、もらった方も”Gee...Thanks..."なんて微妙な反応をしたり、されたり。又、家族で集まるとなれば、当然それなりに気を遣う。
 見ているのは楽しいホリデーシーズンだけど、それなりに厄介な事も多し。今年はIVFなので夫と二人だけ、戦線離脱。親戚には事情を説明し、カードだけで済ませるように前もって話をしてあるのでとても楽。

 そのカードを探しにHallmarkとpapyrusを見たのだけれど、どうも宗教色のない、シンプルなカードが中々見つからない。ここテネシーはバイブル・ベルトのせいだろうか、キリスト教にちなんだカードは豊富なのだけれど、単なるseason's greetingなどはあまり種類が豊富ではない。(Wikipediaでもテネシー州ナッシュビルは「バイブル・ベルト」のバックルと言われるほど信仰熱心と書かれており、非常に納得。1ブロックごとに教会があるといっても過言ではないくらいだ。)カリフォルニアにいた時はハヌカクワンザ(英語日本語)、ちょっと早い中国の旧正月までよりどりみどりだったような。テネシーに当然そんなものは一切なし。で、結局カードはオンラインで買った。

December 07, 2007 (Day 43)
 いやあ、最近某サテライトから某ケーブルにサービスを変えたのですが、ケーブル会社のミスでちょっとネットが通じずにおりました。だからって更新速度は相変わらずなのですが。
 多分来週終わりかその次くらいに移植です。あーこんなにゆるゆるでいいのだろうかと思っていたら、とあることが原因で思いもかけずエモーショナルになってしまい、自己嫌悪です。

 さて、鍼行ってきます。今晩はチキン・マサラとバスマティ・ライスを作るぞ、わーい。

 じゃ、また。
December 11, 2007 (Day 47)
 最近滅入ることがぼちぼちあって更新する気になれず、大分サボってしまいました。


 まず一つ目は、会計士と久しぶりに打ち合わせをしたんですけれど、彼女のお腹がぽっこりとして、独特のムード。だとすると非常に話しづらいな、と思いながら今年不妊治療、IVFにかかった費用の算出の話をしなくちゃ、と思ってふと彼女のデスクに目をやると超音波写真。あ、妊娠しているのね、おめでとう!と祝福。
 超音波写真を横目にあのー、話しにくいんだけれど・・・と始めたところ、場は微妙な雰囲気に。彼女はあわててフォローしてくれたのだけれど、それもそれで微妙に切ない。や、今サイクル中で次に期待しているから気にしないでね、と返すといきなり涙が出てきてしまいました。うっ、とか来る間もなく、突発的に涙。自分でも何が起こったのか分からず、しばし呆然。とりあえず、今medication中で薬のせいかもしれないから、などと取り繕って謝る。

 officialな場で涙なんてすごく恥ずかしくてその後、数日間自己嫌悪に陥ってしまいました。泣く事自体よりも自分がコントロール出来なかったのが一番に悔しく悲しかったです。


 二つ目は飼い犬。2頭のうちの1頭(Duke)の様子が急激におかしくなった。泡を吹いたり、痙攣、失禁、運動神経の異常など。獣医では脳の病気の話をされる。私にとってDukeは夫がいない間の私の心をとてもサポートしてくれた大きな存在であり、そのDukeがこんな風に短い間に変わってしまった事が非常に切なく、申し訳ない気持ちでいっぱいだ。今も様子がおかしいまま、小さい頃に帰ってしまったかのように私にぴったりと付きまとっている。
 IVFには関係ないのと、余り犬おばさん振りを露呈するのは恥ずかしいので割愛しているが、実は一番これが堪えている。よいのか悪いのかIVFに気持ちが入りきらない。


 三つ目は凍結サイクルへの不安。
 どうでもいい、なんて緩く構えていたけれど、近づいてくると色々と悩ましい。どうしても前回の流産がフラッシュバックし、漠然とした不安さに襲われる事がある。

 先日検査があったのでNFCへ。内膜は11.2ミリ(初回のIVFと同程度)まで育って準備は万端らしい。移植日を金曜日(14日)にするか月曜日(17日)にするかで迷う。排卵(IVFの場合は採卵やhcg注射など)を軸に3日目、5日目、とセッティングするものだと思っていたのだけれど、NFCではそうではないらしく、LupronとEstraceを減らし、Progesteroneを始める事によって子宮内の日数設定を擬似的にするらしい。
 前回は(採卵日を1日目と設定すれば)通常5日目にする移植を日曜日だったため6日目にしたこともあって、日数のズレに対して少し疑念を持っていた。今回は擬似的に環境を作り出す方針なので、それほど現在の日数にこだわらなくてよいらしく、ある程度の枠から自分の都合の良い日を設定していいらしい。

 そうすると逆に困ってしまう。自分の判断が結果に及ぼすのではないかと思うと、無駄にうじうじして慎重になりすぎてしまうのだ。

 今回の生理が始まったのが11月26日(Day32)なので本来だったら昨日12月10日(Day46)あたりが本来排卵日にあたるはず。(Lupronを打ち続けているので排卵は抑制されている)そこから5日目というと金曜日(14日)か土曜日(15日)辺り。ただ金曜日は夫の仕事納めで付き添いをしてもらうのはかなり難しい。ホールドすることで内膜のクオリティーは下がらないのか気になったのだけれど金曜でも月曜でもこの方法では大して成功率が変るわけではない、とのことで結局月曜日に決めた。


 さて、美味しいものを食べて気分をポジティブにセットしなくちゃ。

December 17
 色々とハプニングがあったのですが、無事3つの胚盤胞を解凍し、ETしてきました。
 今日はかなりぐったりしておりますのでとりあえずはご報告まで・・・。(胸の上にPCを載せて片手で打つのがどうも上手く行かんのです、すみません)

December 20, 2007
 実は現実逃避もかねてシカゴ旅行中です。
 なるべく妊娠を意識しないようにしようということでネットには極力触れないようしております。もう何度も見たはずの妊娠初期兆候を目が結膜炎になるほど再読したりしてしまう自分はちょっと手に負えないなといったところです。そうでなくてもちょっとした腹痛で「すわ、着床か!?」とか大興奮してしまったり。前に妊娠した時には大した自己症状等なかったのにね。ちょっとした胸の痛みなども本当は存在しなくて自分の頭で作り出しているのでは?と疑わしいほど。

 クリスマス明けの26日まで余り更新など出来ないかもしれません。皆様、Happy Holiday! 素敵な休日を過ごされますように…。
 そしてかおりさん、温かい言葉いつもありがとうございます。(旅行先からだと逆引きできないホストのせいか、掲示板に書き込みできないようです)
December 26, 2007
 昨日の夜は本当に寝付けなかった。夕方頃からナーバスになり始め、どうにもこうにも寝付けない。
 前回にあったようなそれらしき症状が今回もあったものの、自分の頭が作り出したものなのか、実際の症状なのかさっぱり分からないので何を信じていいのかも分からないし。(ちなみに倦怠感、気分が悪くなったり、腹痛など。)
 イライラは夜中にピークに達して耐えられなくなり、犬たちを撫でたり、抱っこしてみてようやく落ち着く。

 夫と無言のまま片道の1時間のドライブ。帰りにフォーを食べたりモールに寄ったりして気をまぎわらせてみる。クリスマス後のセールでモールはごったがえしていたこともあって、疲れてしまい、帰宅途中に電話が。βは135とのこと、陽性だそうです。夫と手をとりあって喜ぶ。2日後のβの予約をとる。そうだ、このβの上昇が又やっかいなんだっけ。暫くはこのハラハラするローラーコースターが引き続き続く。

 それでもやはりこうして命が宿った事は本当に嬉しいです。
 気が抜けたのか、頭痛と疲れなどがどっと来ております。2日後、いい結果が出ますように。
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