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October 14, 2007
 先日(Oct 13)やっと生理が終わりました。通算で11日出血していたことになる。前にも少し書いたことなのだけれど私の通常の生理は2-3日なので本当に長く感じられた。出血自体は全体的に重いものではなかったのだけれど、いつまでもダラダラと続くのがあまり気分のいいものではないなあ。腹痛などは目立ったものは特になし。

 プライベートなことなので書くかどうか迷ったのだけれど、関係のあることだし、もし何かの参考になればということで一応。性生活はまだ時折痛みあり。


 で、お陰さまで私はほぼ立ち直っています。
 ただ、後々の事、これを読んでいる人に中々立ち直れない人がいたら、こういう話もあるということで参考までに敢えてネガティブな面を記録しておこうと思います。まっすぐポジティブに前を向ければいいのですが、人によっては寄り道をしたり、ムラがあったり、時間がかかったり、色々とあるかと思います。

 この1週間、ほぼ普段どおり生活していたものの、ふとしたときに感情のムラは時折あり。買い物をしている時にうっかりベビー用品のコーナーに入り込み、大丈夫、と最初は思っていたのに段々足が重くなりやはり涙が出てきてしまったこともあった。cribとかcar seatを見るともしうまくいっていたら今頃、こういうのを見てわくわくしていたのかなあ、なんて感じたりしたせいかもしれない。
 まだ妊娠していた時に取った超音波の予約をカレンダーに見つけて複雑な思いをしたり、至る所でああ、とifに思い耽っている自分がいる。浸るのも程ほどにしなくてはと自戒。

 落ち込む度に夫と話し合いをするのだけれど、ポジティブに楽天的に、そして妊娠のプレッシャーにとらわれず心身ともにリラックスするのが良い、というのは頭では百も分かっているけど、これが中々難しいですね。調子のいい時はいいのですが、そうではないとき、又サイクルが近づいた時に意識してしまうのを、どう自分でコントロールしていくか、これは今後の長い目標になりそうです。

 私が先のことであれこれ不安になったり、折角ポジティブになっても維持しきれず、気分にムラがあるのは自己管理の問題なので自分自身とも向き合ったほうがいいのかもしれません。
 自分自身、彼に対して100%安心して委ねられる信頼がまだ出来ていないからでは?と夫に指摘されてそうかもしれないなあと考えたりもしています。「自分達は大丈夫」、と信じるよりも「ダメなのかもしれない」、とセーフティーネットをあらかじめ張る方が、失敗して傷ついた時に自分を守れるから「ラク」な反面、ネガティブな方向にミスリードしたり、自分を守ろうとする余り、頑なに壁を築いたりして信頼(=リラックス)からますます遠ざかったり。

 えーと長々と話していますが、余り要領を得た説明が出来ていないような気がします、すみません。
 
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 そして次をどうするか、の選択もこれまた非常に悩ましいところ。
*現存する3つの凍結卵で凍結サイクルに入るべきなのか?
* それとも夫婦揃って一緒にいられるうちに、肉体的、精神的に負担の高いフルサイクルをもう一度繰り返して、負担を共にシェアする。そして凍結卵をより多く作って比較的軽い凍結サイクルを一人で行えるようにする方が長期的にはいいのか?
といった問題に始まり、
* 日本での治療
* あまりに高額すぎる費用の問題、いっそのこと渡航費を入れたコストが半分近くになるチェコかインドで施術することも視野に入れるべきなのだろうかなど。
 結局コストの問題よりも、夫の精子をどう調達保存するかなどでロケーションはかなり限定されてしまうのだけれど。( Pro & Conを整理してまとめればおのずと答えは出そうなものだけど。)

 いっそのこと誰かにはい、これが統計的に妊娠する確立が一番高いプロトコルですよ、と全て選択肢を委ねて予定を組んでもらえたらどんなに楽かもしれない、とふと短絡的に考えたりもする。

 ああ、いっそアミダくじで決めたほうがシンプルかもしれない。


 それから気づいたことが1つ。気分的に行き詰った時はE!チャンネルを見ると気が楽になって元気が出る。あのモロ女性週刊誌的なノリがたまりません。ゴシップに詳しくなっております。
October 15, 2007
 ここ数日でまた更にぐっと気温が下がったようだ。

 朝一番で排卵のチェックをしてみる。いつから生理・今サイクルが始まったとははっきりいえない状況なのだけど、自分の体の回復状況を知っておきたい、という気持ちで今期の排卵をチェックしようと思い立った次第。ちなみに今日の結果は陰性。基礎体温もつけたほうがいいのかな。

 長袖のシャツを着ているのだけれど、どうもお腹周りがスースーしているような気がする。ここ数年来の傾向で持っているボトムは殆どがかなり臍下のローライズ。次期への体作りを考えても、これはよくないなあということで腹巻きを探す。
 想定していたものの、腹巻きはやはりアメリカにはないようだ。
 筒状になっている安いコルセットのやや大きめのサイズで代用できないだろうかとか、実際に自分で作れないだろうかなどと画策してみるも、コルセットはどうしても締め付け感が強すぎてしっくり来ないのと、裁縫が得意でない自分は手作りには手を出さない方がいいだろうなあという結論。
 実際作るとなると、伸縮性のあるジャージーニット地(Tシャツなどの生地)になるのだろうけど、そうなると普通のミシンではなく、ロックミシンが必要なのだろうか、それともジグザグ縫いで何とかなる?うーん、普通のミシンすら持っていないことだし、やはりここは大人しく日本から取り寄せるのがいいのだろうか。(とはいえ、手芸店までわざわざ生地やロックミシンを見に出かけてしまいました。)

 と思ったら、果敢にもアメリカ人でharamakiを作っている人のサイトを見つけた。手先が器用だったらこういう風な感じもいいかもしれないなあ。
http://www.planetjune.com/blog/haramaki-tummy-warmer-tutorial/
http://www.etsy.com/view_listing.php?listing_id=5563005
(リンクは後日切れている可能性があります)

 知らないうちに日本の腹巻きが進化をとげているのでちょっとビックリした。見せ腹巻き、ボディーウォーマーなどと呼ばれているらしい。デザインもおしゃれで、パンツからちょこっと見えてもいいくらいのもの、思いっきり外に出ても全く違和感のないものなどなど。

 こんなおしゃれなものまで!今は手に入らないのが残念。

 

 夫と散々不摂生な生活を送ったので、折角減らした体重が又戻ってしまった。ジャンクフードはもうlimitして、ジムのメンバーシップも更新しなくては。ここ10日間、体重計に載っていなかったのだけど、自分の目を開かせるためには数字が一番。自分の体脂肪をみていると、霜降り、ということばがしっくりくるのが悲しい。体の中から血行をよくして体温をあげていかなくては。


 アルコール自体は数ヶ月前に止めていたのだけど、数日前に夫とシャンペンを飲んだらどういうわけだか気分が悪くなってしまった。いわゆる体が受け付けなくなってしまったのか。そういえば2005年の元旦に十数年吸い続けた煙草もぱったり止めてあと少しで3年になる。その後全く吸いたいとも思わない。禁煙が成功したことで頭の中にやれば出来る、成功パターンみたいなのが刷り込まれ、不妊治療をきっかけに煙草のみならず、酒もお茶も飲まない人になってしまった。最近自己紹介や近況報告をするときに20マイル以内に私より味気ない生活を送っている人はいないわよ、なんて冗談が定型文になっている。
 とはいえショッピング大好き、テレビ大好き、(もちろん赤ちゃんを欲しいと思う欲望/執着もまだまだ強く)、俗世にどっぷり耳までつかって生きております。
October 18, 2007
 夫の育ての親である彼の祖母の入院先のシカゴに行っていました。テネシーからだと車で片道7-8時間ほど。それでも行ってよかったと思える旅でした。
 
 夫は韓国系アメリカ人、私は日本人ということもあって、交際している時は特に夫方の家族からは良く思われなかったようです。しかし結婚すると「家」の一員として非常に温かく迎えられました。(まあ、私も出されたごはんとキムチはどこでも全て食べましたし!)

 印象として日本とは価値基準が1ジェネレーションずれた感じ、といったところでしょうか。家族制度に関する意識が非常に強いこと(祖父の従兄弟の息子の奥さんの何とか・・・というのは私にとってはほぼ他人なのですが、そうではないらしいです。)、年功序列のヒエラルキーがはっきりしていること、他には民族意識がとても強いことなど。夫のジェネレーションになって大分緩くなってきたものの、非韓国系と結婚しているのは多分夫くらいなのではないかと思います。
 夫の祖父母が夫の父(彼らにとっては息子)たちをはじめ、一族郎党で移民してきて、夫がアメリカで最初に生まれた子供にあたるわけですが、価値観の殆どはアメリカ人とはいえ、ふとした所に彼のアジア人らしさを垣間見ることがあります。
 
 本来だったら早く男児を(←この辺がいかにもソレっぽいでしょう 笑)と期待されていると思っていたのですが、夫の祖母は私達にあった事を知ると、私の手を硬く握りながら、殆ど一人で非常に辛かったでしょう、きっと次に来る赤ちゃんは可愛い子よ、と励ましてくれました。もう年だから死ぬ前に出来ればひ孫の顔が見たい、とつぶやく義祖母に早く見せてあげたいなあとしみじみ。

 帰りにHマート(韓国スーパー)とミツワ(日本スーパー)に寄る。韓国のスーパーがどんな感じなのかは分からないけれど、ミツワは本当に日本のスーパーそのもの。本屋/DVD屋が併設されており、夫をフードコートに置き去りにしてじっくり品定めをしてしまう。CAに済んでいた時は日本食をいかに再現するかに心血注いだものだけど、テネシーに引っ越してからは何だかどうでもよくなってしまったのもあって見ただけで満足して結局殆ど買い物せず。

 帰路に中西部独特の激しい雷雨にやられる。ワイパーが動いても動いても水煙で前が殆ど見えない。夜だったこともあり、ぼんやりと前の車のライトを見失ったら終わりだ、と運転していたらハイドロプレーン現象が。(車輪が路上ではなく水の上を滑る現象。ハンドルなどの操作が出来なくなる)こういうときはブレーキは踏んではいけないんだよね、と思いつつも反射神経で踏んでしまったのか、車は強烈にスピンをしながら追い越し車線を越えて中央分離帯へ。そこで対向車のライトが見えて、ああもうダメだなあと思ったところでスピンが止まる。中央分離帯の溝でなんとか足止めできた様子。
 いやあ、死ぬかと思った一瞬って全てが他人事のように見えるので不思議。
October 20, 2007
 Nashvilleまで夫とPhoを食べに行ってきたのだけれど今ひとつ外したような気がする。Phoのスープなのに微妙に甘いのだ。bubble teaのタピオカは冷蔵庫に長いこと置かれていたものなのか堅くてぼそぼそしていた。Vietnameseは全体的に安いのでその辺は救いなのだけど、やはりちょっと悲しい。夫とauthentic!と声高に謳い上げている店ほど結構怪しかったりすることも多いよね、という結論に。

 こういった各国エスニック料理が甘くなってしまうのは南部だからなのか、ただ単にアメリカだからなのか。アメリカの砂糖でじゃりじゃりするケーキを美味しいと思い始めている私(でもまだカップケーキ程度止まりです)にはもうジャッジする資格はないなあとふと思う。先日食べた日本のケーキが非常にairyで甘さが足りないような気がしたのだ。ああ末期。

 夫と今週末いっぱいはIVF残念だったね週間ということで体を冷やすものであれ、甘いものであれ気ままに食べようと決めていたのだけれど残すところ後1日。
 先日はワインの代わりに日本酒をつかってフォンデュを作ったのだけど、これが実に良くイケる。元々日本料理店で食べたのだけれど非常に美味しかったので是非自分ででも、と思っていたのだ。フォンデュを食べた後、冷たい水を飲むとチーズが固まって腹痛が起きやすいと読んで、またまたー、と軽い気持ちでペリエを飲んだら来ました、あうう。


 知人の子供と遊んでいてふと思うのだけれど、アメリカの感覚ってあらためて自分がまだまだ日本人だなあと思わされることが多い。熊や犬のぬいぐるみなのにブルーだったりパープルだったり、え、哺乳類なのにその色で!とびっくりしたものだ。
 My Little Ponyというキャラクター商品があるのだけれど、これが又すごい。馬なのにピンクとかパープル。お尻にタトゥーを思わせる花などの模様があしらわれ、馬なのに(後子供向けなのに)目がセクシーで悩ましい。とどめに奴ら、メルヒェンな馬なのにアイスクリーム屋を経営していたりする。business ownerとはカッコいい。四つんばいでぽてぽて歩いているのかと思うとスクーターに乗っていたりもする(馬なら走れよ!)
 うーん実に奥が深い。子供を持った暁には是非この手の世界に足を踏み入れるのかと思うとかなり楽しみである。
October 22, 2007
 毎日排卵検査薬でチェックしているけど今のところ反応は一切ない。うーん、やっぱり直後の周期は卵巣も疲れているのかな。 体調も排卵辺りの腹痛らしき兆候なども一切なし。と思ったら少し血の混じったようなおりものが。これって何だろう?続くようだったらNFCに問い合わせてみよう。

 1週間ぶりに体重を量ったらやや増えていて焦る。ET直後と比べると3-4lb増えている。体脂肪もぐっと高くなっている。この速度でこの増え方はまずいなあ。ちなみにIVF Connections Boards(英語 要登録)を見ると10lb以内で増えた人が一番多い模様。
 夫の休暇も終わり、職場復帰したので朝5時おきの生活に戻ったこともあって、食生活を変え、朝起きてシャワーを浴びる前にエアロバイクをひたすらこぐ。

 体重が増え始めたのはアメリカに来てからなのか、結婚してテネシーに移り住んでからなのか定かではないけれど、かなり増えてしまったのは事実。CNNでも最近の若いカップルが結婚して5年以内に30lb以上増えるケースが多いと報道していた。げげげ、それは私です、や、若いかどうかは置いといて。渡米前とMAXだった体重を比べるとそれ以上だったものの、IVF前に10lb落としたからややマシなのか。
 どちらにしてもアメリカの微妙な医療保険システムを見るにつけ、この国で安心して(?)病気にもなれやしない、ということなので自己管理は肝要。
 
 しかし恐ろしいことに私の住んでいるところは田舎のせいもあって体型に関しての概念は緩め。日本では確実にデブにカテゴライズされるはずだけれどもここでは全くもって標準。下手するとちょっと細いくらい。ちなみにBMIは標準値内ですが如何せん体脂肪が高い。観光で都会に出ると皆細いなーとびっくりする。

 こんなんじゃいけない、と思い体重計に載り、Vogue誌など眺めてみる。
 今年はコルセットやハイウエスト、太目のベルトなどウエスト周りを意識したデザインの服が多いように思う。IVFの前に妊娠するかもしれないのでどうしようか迷っていたのだけれど、今年の冬はその辺にとらわれずファッションが楽しめそうだ。(ってここは田舎なので牛とかシカとかしかいないんですが。)次はきっと妊娠できると信じて今のうちに出来ることを特典として楽しむようにしよう。

 とりあえずは体重グラフをつけてみようかと思います。見づらいですが上のブルーの線が現体重の推移、下のグリーンの線が日本での体重になります。

October 23, 2007
 今日も排卵テストは特に反応なし。基礎体温は途中からではグラフの書きようもないから次サイクルあたりにでも、なんて思っていたけれどせめてチェックぐらいはした方がいいのだろうか。
 少し血の混じったようなおりものが出てくる。血の色はやや茶色気味。生理の前に出てくるもののようなのだけどどうなのだろう。暫く様子見。それ以外だと乳首、乳房が時折痛い。通常の生理サイクルだとどの辺にいるのか全く見当もつかない生理周期遭難状態。

 秋の長雨とは日本の季語だけれども、テネシーもここのところずっと雨だ。日本のようにしとしととしたものではなく、かなり激しく降ることも多く、又多くの場合雷を伴う。先日の日記にも書いたけれど、本当に激しく振っている時はどんなにワイパーを振っても前が全く見えない。

 近頃トルネードの警報も出ていて何とかここには来ません様に、と心から祈っている。ここで家を買ったときには竜巻の事など知らなかったので、我が家には地下室がない。ちなみにそれほど竜巻被害が頻発するエリアでもないのだけれど6-7年ほど前にモールのある辺りにヒットして根こそぎダメになったとか何とか。くわばらくわばら。
 
 加えてここのところ気温が60F台になってきたのでちょっと早いかな、と思いつつコタツを出す。このコタツは留学生だった時、北CAの思った以上の朝夜の冷え込みに耐えかねて帰省の際に日本で買って、そのまま飛行機で持ち込んで持ってきたもの。今考えるとよくまあ大きくて重たいものをえっちらおっちら持ち込んだよなあと笑ってしまう。検査の時はheating tableと説明したような記憶がある。そのまま家での呼称になった。ウォッシュレットと並んで夫のお気に入り日本グッズの1つ。こんなことだったら安っぽいものではなく、家具調コタツにすればよかった・・・と少し思うものの。
 犬たちがさっそくわらわらと寄ってきてコタツにもぐりこむ。

 暫く溜めに溜めていた書類を色々と整理する。会計士のJudyに準備は早いうちにね、とハッパをかけられたのを思い出す。Tax関係で思い出したのだけれど、IVFと鍼治療は共にmedical expense deductionとして計上できる。わーい、嬉しいな(棒読み)
http://www.irs.gov/publications/p502/ar02.html#d0e643
http://www.irs.gov/publications/p502/ar02.html#d0e1201

October 24, 2007
 今日も排卵テスト反応なし。いまだ生理周期遭難中。うっすらとした血の色系おりものはまだあり。

 こたつを出して正解だった。あまりに快適すぎて早速出られなくなっている。犬二匹も狭い中にぎっしり詰まっている。ちょっと邪魔。
 先日同じく不妊治療をしている奥さんと話していたのだけれど、彼女のご主人も軍人で後10日ほどでイラクに行ってしまうそうだ。治療自体はご主人が帰ってこられるのを待って再開されるそう。彼女とは同じくらいの次期に治療を始めたのだけれど今回もクロミッド処方のみで頑張ったのだけどそろそろ何だか生理が来そうな予感がするのよね、と話していた。この1年間、お互い妊娠に対する期待と挫折感、周囲からの言葉にセンシティブになったりと色々な経験をしてきた。この直前でミラクルが彼女に起こって欲しいなと思う。

 私達夫婦の場合は早々に夫側の原因が分かってIVFに移行したのだけれど、検査やIVFをして救われた部分は大きいなとふと思ったことがある。お互い不妊検査をしていないうちはどうして出来ないんだろうとか、今度こそと毎月毎月期待してはがっかりしたものだけれど、検査を重ね、夫の数字はもはやIVFの数字です、と断言されてからは不思議な開放感があった。排卵日前後にはい、仕事ですよという空気で性生活をコントロールするのは予想以上にぎくしゃくするものだったし。(数ヶ月なら創意工夫もあるかもしれないが、段々キツくなってくる。)
 又、次のIVFまでは妊娠に対するプレッシャーからも開放された気持ち。次までは無駄に期待してがっかりすることもない、リラックスした気持ちでいられる。

 久しぶりにスイミングプールに戻る。今日は1kmでいつもの半分から。200mくらいで息が上がり始めてきてやっぱりブランクは衰えるなあなどと思ってみたものの、600mくらいから調子が出てくる。まあ、今日はウォーミングアップということで1kmで切り上げて終了。プールから出ると体がとても温かい。

 
October 25, 2007
 朝起きたら気温が45F(摂氏8度程度)だった。道理で寒いわけだ、と思ったら夫が隣でぎっくり腰になっていた。ぎっくり腰の症状を初めて見たのでびっくりする。寝返りを打つのも痛いらしく、起き上がることも出来ないようだ。とりあえず色々な手続きなど代わりにして、彼の友人が軍の病院にピックアップしてくれるのを待ちながら看病する。
 医者から体重を減らしたほうがいいと言われたらしい。そりゃ220lb(100kg)以上あるので何かあっても私一人で運んだりするのは無理だもの。言うなれば無差別級ですよ、無差別級。

 腰と言えばものすごい発見があったのだ。ひたすら日本から腹巻きが届くのを心待ちにしている日々なのだけど、街中で妊婦さんのお腹を見てひらめいてマタニティーショップを見ていたらBella Bandという、言うなれば腹帯のようなものか。ただこれはものすごくストレッチして妊娠前でもお腹にフィットするらしい。早速着用してみたのだけどこれが大当たりだった。裾をパンツの中に入れても外に出しても違和感がない。販売店もnationwideで広がっており、オンラインでも入手がしやすいのも非常にお勧めです。

 今までスースーしてた腰回りをカバーすることが出来て、とてもいい感じ。当初は普通の服をただ重ね着すれば何とかなるんじゃないかと思っていたけれど、それでは温まりやすい部分が過剰に温められて汗をかき、逆作用なのだそうだ。(ソースは忘れてしまいました。)それよりも要所要所を暖めたほうがいいらしい。バイクに乗っていたこともあって、その感覚は非常に分かりやすい。例えば首がスースーしていると他にどんなに着込んでいても体が薄ら寒かったりすることがある。

 下着といえば、アメリカでいわゆる「ババシャツ」などを見ないような気がする。日本ではデザインもそれなりに工夫されて若い女の子が着ても違和感のない長袖の下着などが売っているけれど、アメリカでは殆ど目にした事がない。見たとしてもシニア向けやアウトドア向けのような気がする。どんなに寒いところでも家は基本的にセントラル・ヒーティングだったり、車で移動するので街中を歩く、というのも余りないせいではないかしら。もしくは下着文化にセクシーな要素はともかく、ポップさはあまり受け入れられないのか。
 とは言え、セーターを直接肌に着たりするのもどうもしっくり来ないので何かまたいい代用品がないか探し中です。

 追記:spottingはまだまだ続いています。量が増えるわけでもなく、トイレに行くとペーパーにうっすらついたり、下着に着く程度。パッドが必要な量ではないけれど。
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